
市販の防犯グッズで被害から守る
ホームセンターや通販で、市販の防犯グッズを買うことができます。販売されている防犯アイテムは「玄関用」と「窓ガラス用」の2つに分けることができます。
玄関用の防犯装置
- デジタルドアロックシステム(鍵の代わりにICカードを使用)
- デジタルドアロックシステム(パスワード式)
- ダミーカメラ(録画機能はありません)
- センサーライト(人を感知してライトを当てます)
- ピッキングバリア(ピッキングに反応して警告音が出ます)
- サムターンガード(ドア内側のサムターンを回せなくします)
玄関用は、最初から防犯力の高いものが設置されることもありますが、建築コストを抑えるためにドアのグレードを下げたり、古い住まいの場合は、防犯力が低いと言っていいでしょう。
防犯力が高くても、泥棒はいろんな手段を駆使して侵入してきます。油断しないで1つ上の防犯装置でガードを固くしてください。
窓ガラス用の防犯装置
- アラーム(振動や開け閉めするとアラームが鳴る)
- 補助錠(サッシに装着して鍵や暗証番号でロック)
- 防犯シート(窓ガラスを割れにくくする)
見落としがちなのが窓ガラス。「侵入=玄関ドア」と思い込んでいませんか?
今や、侵入犯罪の70%は窓ガラスから。玄関ドアよりも重要性が高いのです。
防犯グッズの防犯力
特に充実しているのが、玄関用。そのため、玄関からの侵入は、侵入犯罪の中でもかなり少なくなりました。
その代わりに増えたのが窓からの侵入。そこで、自宅の窓ガラス全てに防犯グッズを取りつけるとなると、かなりの費用と労力がかかります。防犯力は確実にアップしますが、それだけではまだ不十分と言えるでしょう。
やはり、侵入を防ぎつつ誰かが駆け付けて通報までできるのが、一番の防犯。侵入者は、異常を感知されてから誰かが駆け付けるまでの時間との戦いになりますから、スグ逃げる可能性がアップするのは間違いありません。もちろん、次に狙われることも少なくなります。
家にだれもいなくても、誰かが見守ってくれることがなによりも心強いものです。そういう意味で、自宅の防犯グッズとホームセキュリティを併用して、より確実に防犯することがベストと言えるでしょう。