空き巣や強盗に狙われやすいマンション・アパートの特徴

空き巣や強盗が狙うのは一戸建てだけではなく、マンションやアパートもターゲット。どんなに高層でも、侵入ルートを探して入ってきます。侵入しやすいと思われた時点で、あなたのお部屋も危険な状態になります。

事実、警察庁の調べによる侵入窃盗の発生割合は、3階以下のアパートマンションで14.2%、4階以上のアパートマンションで5.4%。合計すると約20%にもなるんです。高層だから安心というわけではないようですね。

こんなマンション、アパートは要注意しましょう。

人通りの少ない場所にある

一戸建てと同じく、人通りが少ない道路に面したマンションやアパートは注意が必要。侵入しやすく逃走も簡単です。

ベランダの壁が高い

子供の落下防止や目隠しのために、壁の高さが1メートルくらい(腰ぐらいまで)のベランダが増えてきました。このようなベランダは、空き巣にとって最高の目隠しなので、狙われやすくなります。

ベランダが、隣の世帯と仕切り版1枚で分けられたマンションやアパートも注意が必要。ベランダからベランダへとつたって移動できるので、どの部屋も侵入される危険性があります。たとえ何階であっても、窓はしっかりと鍵をかけましょう。

誰でも屋上まで簡単に行ける

だれでも屋上に行けるマンションやアパートの最上階の部屋は、屋上からロープで降りてきて被害に遭うこともあります。上の階ほど空き巣や強盗にも侵入リスクはありますが、中層階よりも最上階の方が入りやすいのです。

近くに足場となる物がある

排水管、駐輪場の屋根、物置、塀などは、侵入の足場になります。2階や3階でも外から狙われるのは、このためです。

マンションやアパートの場合、空き巣が外から侵入するときは、次の手口が多いとされています。

  • 1階:ベランダから窓ガラスを割って侵入
  • 2階:塀、駐車場の屋根、樹木などを足場にしてベランダへ登り、窓ガラスから侵入
  • 中層階:隣のビルやマンションなどの建物からベランダへ侵入
  • 最上階:屋上からロープを使ってベランダ→窓割り。

さすがに、4階以上になると外からの侵入は空き巣にも危険が伴うので、ピッキングやバールこじ開けで玄関ドアからの侵入が多くなります。また、どの階も入られると、ベランダ沿いに移動できるので油断はできません。

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